210821

読書できたりできない話

約半年ぐらいぶりに本を読みました。最後に読んだのが受験中にメンブレして徹夜で「平成くんさようなら」を一気読みしたときだから、半年ぶりですね。

べつに、久しぶりに本読んだくらいでなんだって思うかもしれないけど、私にとっては大きな嬉しい出来事で!最近ずっと本読もうと思っても読めていなくて...図書館から本借りても読まずに期限後に返却する、みたいな外道みたいなことやってたり、友達に薦められた本をブックオフで探したけどなくて同作者の別の本買って読まずに積んだり、とかしてました。それで、読んでない本がたまってて、多分20冊くらい積んでる状態になってしまって、困り果ててたんですね。読まない前提でいつか読むだろうって過信して本を手に入れていた、今思うと贅沢なことしてるなぁって思う。いや今も20冊くらいのこってるんだけど。

そもそもなんでこんなに本が溜まるまで読まなかったのかの話については私の高校時代の話にさかのぼります。私は高校のとき、文系コースにいました。文系コースだから当然、国語が好きな人が一定数そこにいるし、私も文系コースに入った時(高校に入学する時)には本を読むことが苦ではなかったし、むしろ、本を読むことを楽しんでました。

でも、高校に入学した後、多分本を読み切るってことを1冊もしてないんですよね。学校で朝の授業始まる前に本を読む時間が設けられていたりしたのですが、本を開いて字を目で追っても内容が頭に入らなくて、1ページ目で終わることを3年やってました。というか、たしか高校時代の後半はみんなが本読んでる中で寝てたかもしれない、怖~ 読もうとするのが朝だったから頭が起きてなかったとかなのかなってはじめは思っていたけれど、教科書の文とかでも文字が滑ってたので、多分文章読むのが下手になっちゃったんですよね。ツイッターとかの短い文章は読めるけど長くなると無理、って感じでした。それでもまあ、国語の授業とかで問題解くときは全然支障はなかったな、国語って科目は文を理解しなくても問題が解けるからね、それなりに点も取れてたはず。だから大きい出来事とは思ってなかったんだけど、やっぱり、文系コースにいるのに全く本を読んでいないのはよろしくないなっていう気持ちがずっとありました。読まなきゃ~~って思うあまりにかえって読まなくなっていったような気もするけど…あとそう、家で家族が本読んでるのを見たりすると、めちゃめちゃ読まなきゃ~~って感情になってましたね。苦痛だったな~あの時。仮にも文系コースにいる自分は1冊も本を読めていないのに、なんでこんな努力をしないで本を読むことができる人が存在して、その人が愉悦に浸っていられるのか…とか思ってましたね。暇があったら本を読むのは正しいと思うんですが、ほかの人が普通に本を読めることがその時は理解できなかったので。

それでずっと読まないまま高校生活を過ごしていました。3年生の受験勉強してたとき、図書館で勉強してたんですが、その時も図書館で本を読まないのに借りてました。その後、びっくりなことに、受験勉強中に生活リズムめちゃめちゃになって体調を崩したときに、1冊だけ本が読めて!!!本の内容もですけど、自分が本を読めたことに感動しましたね。どうして急に読めるようになったのか全く分からないけど読めるようになってとても嬉しかったのを覚えています。

でも読めるようになったのはその時だけで、大学生になった今までもまともに読めなかったです。(文学部にいるのに) 読めない理由も読める理由もわからず仕舞いなんですよね…なんでだったんだろうなぁ…今後も読めなくなる可能性が十分にあるから理解したいんだけど…今回読めたのだってなんでだかわからんし。ふと手に取って最初の数ページ読んだら全部読めてびっくりなんですよ。まあ読めるなら読めるうちに読んだ方がいいだろうし、明日も読みますわね。ゆくゆくは習慣にしたいものですね…

なんかおすすめあったら多分読むと思うので、良かったら教えてくださいね