220122

一年の総括と将来の話 (重) 

大学1年の授業がほとんど終わって、もうすぐ長期休暇。長期休暇になったらしたいことがいろいろあって、授業ないの嬉しいなぁやった~って思ってました。でも、大学生の最初の1年が終わったって考えると、不安要素が多くて、地獄みたいな思考が駆け巡ってめちゃめちゃ辛い気持ちでいっぱいです。辛い気持ちを文章にして冷静になりたいと思い、書くことになりました。普通に重めな内容になったので、留意してください。

 

まず、大学を出た後のビジョンが微塵もなくて、困ってる。いや、おそらく、大学出た後に就職するんだろうなってことはわかる…大体の人がそういう未来を据えてるのもわかるし、大学のホームページでも就職率の高さを売り文句にしてるくらいだから、就職は大切なんだろう。きっと4年の間大学生活を全うして、卒業したらどこかに就職していくのが、だいたいのルートなのだろうということは予想がつく。

でも、就職ってどんな職に就くことを考えてるんだろう。知識がないから想像ができない。自分は何ができるのか、なにがしたいのかがわからない。自分がどうにか考えていかないと進めないのにどうしていいかわからない。

文学部にいるのに文字が滑ってまともに本を読めないような人間が、文学部で何を学んで修めることができるんだろう。授業の課題で的外れな回答を提出して、採点する先生は他の生徒との乖離を笑ってるんじゃないか。提出した内容に意欲の低さを認められていたらどうしよう。そもそも将来の夢がないのにただ文学を読んで感想を提出しているだけで良いんだろうか。将来なりたいものをそろそろ真剣に考えてないと、おかしいんじゃないか、置いていかれやしないか。

他の人はどうしているんだろう。将来に対して、何かしら能動的な展望を持っているだろうか。何になりたいのか、何をしたいのか、どうありたいのか。

例えば、看護学部の人は看護師ないしは医療の分野の道に進むのだと思う。教育学部の人は幼稚園や、学校の先生になったり、教育の分野の道に進むのだと思う。いずれも、現時点で大方考えが固まっていて、必要なことを勉強しているのだろう。それか、学部とは関係のないやりたいことが見つかったとしたら、方向を変えて進んでいくかもしれない。

でも私は、文学部にいて、文学を読んでるだけ。何かが身についた実感がない。去年より、今までより成長できたんだろうか。なんだか時間を持て余してしまった気がする。本当だったら授業外の場面で、何か、自分の考えが及ばないような、するべきことがあったんじゃないか。アルバイトをするとか、うわさにしか聞かないインターンとか、何か、自分は知らないけど重要な何かがあったのかもしれない。

何かヒントになるかと思って、教職の授業を受けたけれど、場違いだった。社交性の高い人間にもみくちゃにされてしまった。グループワークではいつも後手に回ってしまい、他の人から接待されてしまった。他の人の積極性にあてられて、自分は教職になりたくないのかもしれないと思った。それに、自分に教員の素質があると思えなかった。来年も教職授業取るかどうか断言できない。

他学科の科目を受けたりもした。社会学に触れることができた。学びたかった分野だったから楽しかった。私たちが生きている社会が、どんな仕組みなのかを言語化してくれた。言われてみれば社会ってそうだよな~ってことを専門用語で詳しく教えてもらったな。「権力と支配」の回が一番面白かった。何か…将来に役立てられるだろうか。

この1年でいろいろできる限り知識を吸収しようとしてきたつもりだけど、なんだか昇華不良になってしまったな。得た知識をどうしたらいいのかがわからない。例えば、直接的に職業に生かすこともあるだろうし、それとは別に生きる上で何か役立つことがあるかもしれない。そのためにも知識のストックが必要なのかもしれないな。闇雲に履修登録したのはわるくなかったかも。

自分が将来何になりたいのかがわからない。今すぐじゃなくても、もうそろそろ、どうしたいのかはっきりさせないと困り果てちゃうから考えていかなくては。いや現時点で大分困り果てていて、どうしていいのかわからず毎晩苦しい思いをしてるんですよ…

地獄みたいな思考になって、悲しくなる。自分がどうなりたいのかわからず、将来を目標に設定にできない。じゃあ今の自分は価値がないのではないか、いる必要がないのではないか、という思考になっていく。苦しい考えばっかりになるとそこからはもう悪循環が続くのみで、考えだけでなく言動に出始めてしまう。暗い発言をして、申し訳ない気持ちになったりする。抜け出さないといけないのはわかってるのになかなか変わらない。毎日不安な考えでいっぱいで、寝つきも寝起きも悪い。

でも、大学に通わせてもらっていたり、取りたい授業が取れたり、恵まれた環境にいるのは確か。そこについても心配は一切ない。やりたいことがあったら手を出すことができる環境にいる。だから不安になったりなんてしちゃいけない気がする。

あれみたい、親戚の家に行っていろんな食べ物を薦められたり、世間話をされるうちにどうしていいかわからず居心地が悪くなっていく感情と似てるな。

 

 

 

余談 この文章書いてるときずっと、米津玄師が「これから僕たちはどこへ行くのだろう~♪(メトロノーム)」って言ってきて、めちゃめちゃ辛くなってた。この文を書いてるときも言われてる。